- 院長は宮崎大学医学部附属病院、県立宮崎病院、宮崎江南病院での勤務実績があり、宮崎市内の多くの病院と強固な連携体制を築いています。入院が必要な際は、ご希望や病状に合わせてスムーズな手配を行います。
- 機能強化型在宅療養支援病院と密に連携しており、緊急時のバックアップ体制も万全です。質の高い医療ネットワークの中で、ご自宅でも安心して療養いただけます。
- 訪問先で心臓の圧格差を測定できるA I搭載の最新エコーKOSMOS(※1)を導入。クラウド型心電図計と合わせて、ご自宅でも心臓の状態を検査可能です。
(※1)https://kosmosplat form.com/
- 患者様とその家族へ
患者様と家族を中心においた医療を行い、医療者としての立場から、ともに悩み、考え、行動し、共感する医療を行います。 - 医療者へ
医療者の働き甲斐も経済的な安定も目指す、人を大切にする経営を行います。職員一人一人が充実した安定を持つことが患者様の幸せに直結すると考えます。常によりよい方法を皆で模索し、人生を通してともに学びあえる場を作ります。 - 社会へ
多職種や地域とのつながりを大切にし、医療を通して地域社会に貢献します。

理事長、院長ごあいさつ
①急性期病院で葛藤しながらの診療
彩り在宅クリニック院長の坂田鋼治です。
私はこれまでに突然命の危険を伴うような急性心筋梗塞や心不全の患者様に、心臓カテーテル手術などをはじめとした治療を行ってきました。また、宮崎大学病院で助教として学生指導にも従事し、PCPSのシミュレーションの企画なども行ってきました。また、大学院で心筋症のメカニズムの研究を行い、卒業式では答辞を述べるなど、日々やりがいを持って働いておりました。
多くの診療を行う中で、患者さんに「手術をお勧めしますが、受けますか?受けないともしかしたら、様々な悪い状況になるかもしれません。」と話をし、同意された方にカテーテル手術を行ってまいりました。ただ中にはご高齢で手術をお勧めできない状態の患者様や、本人の強い意志で手術を受けない方もおられました。何かあったらどうしようと不安になる本人やご家族を診察室から送り出すときに、もし手術を受けられなかったとしても、すみ慣れたご自宅で安心して元気に過ごしていただけないか。そしてもし何かあったときに、本人ご家族に近い立場で医療を提示し、搬送の助言をしたり、ご自宅で最期まで看取るお手伝いができないものかと葛藤しながら、診療を行っておりました。
②同級生の末期がんを経験して
そんな中、高校の同級生が癌の末期で余命があと僅かかもしれない。本人がどうにか外出してお父さんと結婚式場で花嫁姿の写真を撮りたいと希望している。どうにか撮りに行くことはできないかという相談を受けました。当時入院していたかかりつけの先生に連絡をとり許可をいただき、同級生数人とスケジュールを立て、付き添い医師として、酸素や血圧計、SpO2モニターを携帯しながらどうにか写真を撮ることができました。
帰り道の介護タクシーの車内で「最期まで見てもらえる病院があってよかった。ただ、本当は自宅の方がお世話になった人に会えるから、自宅で最期を迎えようとも思ったけど、都城はまだ在宅まで来てくれる先生が少ないから、、、。」と聞かされました。その1週間後に彼女は息を引き取りました。この経験をきっかけに、最期まで自宅で幸せに生きることをサポートできる医師になろうと一念発起しました。
③在宅医療を実践して
2022年10月に開業して、在宅医療という形でこれまでに800人を超える(2026年3月現在)たくさんの患者様に関わらせていただきました。ご自宅に訪問すると、患者さんやご家族の人生や想いを拝聴できます。
- 1年を超える長期入院の末自宅に戻り、気管切開と胃瘻の状態でも、訪問すると元気にハイタッチしてくれるご高齢の患者様。
- 手足が動きにくくなっても、前向きに家族への感謝を述べられる患者様。
また、治らない、末期という方々も、すみ慣れたご自宅で安心して自分の人生やご家族への感謝を述べられながら旅立たれる事を何度も経験させていただきました。
- 末期癌で入院していたが、自宅に戻って大好きだったタバコを吸って笑いながら最後を迎えた患者さん。
- 丁寧に余命をお伝えした後に「よし、なら短い時間かもしれないけれど充実した人生を送ろう!」と言われ、ご家族みんなで旅行に行ったり好きなことをされ、最期には家族への感謝を述べて旅立たれた患者さん。
- 重症大動脈弁でご家族に見守られながら、穏やかに亡くなられた患者さんなどなど、、、。
皆様自宅に帰ってきてよかった、連れて帰ってよかったと言われます。今では患者様一人一人の人生に寄り添う医療に、やりがいを感じております。
④宮崎市加納への分院開設にあたって
当院はこれまで、本院のある都城市において、数多くの患者様の在宅医療を支えてまいりました。住み慣れたご自宅での療養生活に寄り添う中で、日々の暮らしをお支えすることの尊さを実感する毎日です。
そうした診療を続ける中で、宮崎市の医療機関や在宅スタッフの方々、そして患者様ご自身から「宮崎市にも来て診療してもらえないか」というお声を多数いただくようになりました。宮崎市には循環器疾患の診療も担える在宅医がまだ少ないという現状があり、私たちが培ってきた循環器内科専門医としての経験が、宮崎市の皆様にも必要とされていることを強く感じました。
病気に対する患者様の不安を、確かな安心に変えていきたい。そして、あたたかな「彩り」のある時間を、より多くの患者様やご家族にお届けしたい。その思いから、この度、宮崎市に分院を開設する決断をいたしました。
地域の皆様がその人らしく心穏やかに過ごせるよう、誠心誠意努めてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

坂田 鋼治 (さかた こうじ)
- 略歴
- 1982年 宮崎県都城市生まれ、沖水中学校、泉ヶ丘高校を経て、国立浜松医科大学医学部卒業
2008年 県立宮崎病院初期研修
2010年 宮崎大学医学部附属病院 循環器内科
2011年 宮崎江南病院
2012年 藤元メディカルシステム 藤元中央病院
2015年 都城市郡医師会病院 循環器内科
2018年 宮崎大学医学部附属病院 循環器内科
2021年 同上 兼 宮崎大学医学部薬理学教室 助教
2022年 都城市郡医師会病院 非常勤、ホームクリニックみまた勤務
2022年10月 彩り在宅クリニック 開業 - 資格
- 医学博士
日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医
心血管カテーテル学会認定医
難病指定医
身体障害者福祉法第15条指定医
緩和ケア研修会修了者 - 業績
- 業績一覧
おいしいものを家族と食べるのが趣味です。
都城院 院長ごあいさつ
これまで私は急性期病院に勤務し、循環器疾患を中心に、日々救命医療に携わってまいりました。多くの命を救う現場で働く一方で、医療的には可能であっても、必ずしも患者さまご本人の価値観や人生観と一致しない治療選択に直面することも少なくありませんでした。
治療の継続が目的となってしまい、患者さまが本来望んでいた過ごし方や大切な時間が十分に尊重されないことに、医師として葛藤を感じるようになりました。
そのような経験から私は、医療を「行うこと」そのものではなく、その方らしい生き方を支えるためにあるものとして提供したいと考えるようになり、在宅医療の道を選びました。
過度な介入に偏るのではなく、住み慣れたご自宅で、穏やかに安心して過ごしていただくことを支える医療を大切にしています。
実際に在宅医療に携わる中で、患者さまがご自宅で見せてくださる自然な表情や、ご家族との何気ないやり取りの中に、病院では感じ取ることのできなかった「その人らしさ」があることを実感しています。在宅医療は、単なる治療の場ではなく、生活や人生そのものに寄り添う医療であると感じています。
私は循環器専門医として、心不全や不整脈などの慢性疾患管理から、急な体調変化への対応まで、在宅の現場でも安心して療養を続けていただける医療を心がけています。
これからも、病気だけでなく患者さま一人ひとりの価値観や生活背景、ご家族の想いを大切にしながら、「自分らしく生きること」を支える在宅医療を提供してまいります。
都城院 院長として、地域の医療・介護に関わる皆さまと密に連携し、患者さまやご家族が安心して在宅療養を続けられる体制づくりに全力で取り組んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

竹内 貴哉 (たけうち たかや)
- 診療科、専門
- 日本内科学会認定内科医
日本循環器学会循環器専門医
心血管カテーテル学会認定医 - 略歴
- 2011年 小林高校卒業
2017年 宮崎大学医学部医学科卒業
2019年 宮崎大学医学部附属病院 初期研修修了
宮崎大学医学部附属病院や都城市郡医師会病院で勤務
2025年 彩り在宅クリニック 入職
私たちがご自宅での生活をお支えします。
